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最新観測画像 2014年

平成26年9月29日
平成26年9月30日更新
平成26年10月2日更新
平成26年10月3日更新
宇宙航空研究開発機構

地球観測衛星がとらえた御嶽山噴火

平成26年9月27日11時52分、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が噴火しました。JAXAでは、地球観測衛星等を用いて、噴火の様子と影響を観測しています。

平成26年10月3日17時更新

噴火前後(42日間)の差分干渉画像(だいち2号)
JAXAは、2014年9月29日と、同じ軌道で観測した8月18日のだいち2号のデータの差分干渉処理を行いました。図は、この間の地形の変化(衛星と地表の距離の変化)を色で示したものとPALSAR-2画像を重ね合わせ表示したもので、変化の無いところは黄緑色にしています。なお、色の変化は全てが地形の変化というわけではなく、大気による遅延等の誤差も含まれています。本画像では地獄谷の変動に注目ください。
画像の説明の続きはこちら:
だいち2号による御岳山の観測結果について(インターフェロメトリによる観測)

詳細はこちらに記載しています。
だいち2号による御岳山の観測結果について(インターフェロメトリによる観測)

平成26年10月2日18時更新

ALOS-2搭載地球観測用小型赤外カメラ(CIRC)による山頂付近観測
2014年10月1日の12時10分ごろに撮影した御嶽山山頂の温度の様子を左に示します。画像の色は白、黄、赤、青、黒の順番で温度(輝度)が高いことを示しており、青や黒の領域は雲を示しています。
噴火前の2014年7月28日の23時10分ごろに撮影した画像(右)に比べて火口付近に高温の領域ができていることが分かります。この領域は周辺の地表面に比べても10~20℃程度温度が高いと推測されます。

CIRCの観測についての詳しくは、以下のページに記載しています。
CIRCによる御嶽山の観測

いぶきが観測した山頂付近の様子 9月30日にいぶき(GOSAT)に搭載した雲・エアロソルセンサ(TANSO-CAI)が観測した御嶽山付近の画像です。 噴火前の画像と比べて、山頂付近で暗い箇所があることが確認でき、火山灰と推察されます。

9月30日にいぶき(GOSAT)に搭載した雲・エアロソルセンサ(TANSO-CAI)が観測した御嶽山付近の画像

9月30日

山頂付近の拡大図(9月30日)

山頂付近の拡大図(9月30日)

山頂付近の拡大図(9月22日)

山頂付近の拡大図(9月22日)

TANSO-CAIによる観測は、以下のページにて情報を更新しています。
2014年9月27日 御嶽山噴火観測

平成26年10月2日11時更新

航空機搭載合成開口レーダ(Pi-SAR-L2)観測(10月2日追加)

JAXAは、9月30日に、航空機搭載Lバンド合成開口レーダ(Pi-SAR-L2)で複数の飛行方向で合計6回、高度13,000mから御嶽山観測を実施しました※。 今回注目したのは地獄谷に現れた火孔群です。図1にPi-SAR-L2画像とそれと同じ方向から撮影した航空機写真を示します。山頂から地獄谷にかけた場所を南から見たもので、谷内の構造が把握できます。

航空機搭載合成開口レーダ(Pi-SAR-L2)観測(Pi-SAR-L2オルソ画像)
航空機搭載合成開口レーダ(Pi-SAR-L2)観測(航空写真)

図1: 御嶽山の画像(上: Pi-SAR-L2オルソ画像、下: 航空写真)

航空機搭載Lバンド合成開口レーダ(Pi-SAR-L2)が観測した御嶽山地獄谷付近

そのほか、今回のPi-SAR-L2について詳細は以下のページに記載しています。 航空機搭載Lバンド合成開口レーダ(Pi-SAR-L2)による御嶽山の観測

※Pi-SAR-L2は、だいち2号に搭載している合成開口レーダ(PALSAR2)と同等の性能を持ち、PALSAR2のデータの校正を行うことを主目的としたレーダセンサで、航空機に搭載して高度約1万3千mから観測を行います。また、PALSAR2の校正のほか、災害時の観測も行っています。今回は、9月30日に予定していた校正データ取得などのための観測飛行に追加して御嶽山の観測を行ったものです。

だいち2号が観測した地表の変化の様子(平成26年9月30日21時更新)

だいちのデータから作成した地形データに、2014年9月29日23時59分頃に観測しただいち2号の画像を重ね合わせた御嶽山の鳥瞰図の動画です。

御嶽山山頂付近に発生した窪地の様子

御嶽山全景と山頂付近に発生した窪地の様子

観測についての詳細は、以下のページに掲載しています。
「だいち2号」による御嶽山噴火の観測結果(2)

だいち2号が観測した地表の変化の様子 (平成26年9月30日15時更新)

だいち2号は、9月27日、28日、29日の御嶽山の観測を行いました。また、だいち2号は、8月上旬から定常観測を開始しており、御嶽山の噴火前の画像を取得していました。噴火前後の比較を通して,今回の噴火に関する火山の状況や変化について観測しました。

図1は御嶽山の山頂付近を「だいち2号」に搭載されたLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)で、噴火が発生する前の先月8月18日に観測した画像(右)と、噴火後の9月29日に観測した画像(左)の比較になります。PALSAR-2はLバンド(1.2GHz帯)という波長が長い電波により観測するので、同レーダにより噴煙を透過して火口の様子を捉えることができます。噴火後の画像では、噴火前には無かった長さ210メートル、幅70メートルほどの窪みができている様子を捉えました。これは、今回新たに形成された噴出口(火孔)と思われます。

地形情報を用いた高次解析(地形の傾き補正を含めた変化抽出処理)により、御嶽山山頂近くの火口の周辺に降灰堆積を観測したものです。

図1:御嶽山山頂付近の噴火前後の比較画像。
(左:噴火後 画像 右:噴火前 画像)
黄色○で囲まれた部分に噴火前には無かった窪地が認められます。

図2は、地形情報を用いた高次解析(地形の傾き補正を含めた変化抽出処理)により、御嶽山山頂近くの火口の周辺に降灰堆積を観測したものです。赤く塗られたところが堆積箇所と推測されます。

地形情報を用いた高次解析(地形の傾き補正を含めた変化抽出処理)により、御嶽山山頂近くの火口の周辺に降灰堆積を観測したものです。

図2:8月18日と9月29日の御嶽山山頂部を同じ軌道から観測した画像の変化を抽出したものです。
変化したところは紫に色付けされており、衛星画像においても御嶽山山頂の火口の周辺に降灰堆積が多く分布することが推察されます。

図3は、御嶽山山頂付近の噴火前後の鳥瞰図です。黄色で囲んだところに、窪みが確認できます。

御嶽山山頂付近の噴火前後の鳥瞰図です。

図3 御嶽山山頂付近の噴火前後の鳥瞰図
(上:2014年8月18日観測、下:2014年9月28日観測)

下記のページに、だいち2号の観測結果を詳しくまとめています。
「だいち2号」による御嶽山噴火の観測結果

噴煙の様子 第2報(平成26年9月30日15時更新)

地球観測研究センター(EORC)では、さまざまな地球観測衛星のデータを使用して、御嶽山の観測を実施しています。

図4は、韓国の静止海色衛星(GOCI)のデータを用いて画像解析した9月27日から28日までの昼間における1時間ごとの御嶽山の噴煙の様子を動画にしたものです。静止衛星は、常に同じ地域を観測しているため、高頻度の画像取得が可能です。9月27日夕方には甲府盆地の上空まで噴煙が届いています。

平成27年9月27日9時~16時、9月28日9時~16時(日本時間)の1時間ごとの画像のつなぎ合わせ 図中の時間はUTC表示です。
波長合成は、b643が680,55,490nm。

噴煙の様子

いぶきに搭載したTANSO-CAIおよび、JAXAで受信・解析しているAqua、Terra搭載のMODISによる噴煙の様子です。噴煙の長さや、時間によって噴煙の流れる方向が変わっていることをとらえています。

9月27日11時23分(日本時間)

観測衛星/センサ:Terra/MODIS
噴火の約30分前です。噴煙は見られません。(MODISの観測角度が大きい条件での観測のため、画像の画素が粗くなっています)

噴火の約30分前です。噴煙はまったく見られません。

9月27日12時52分(日本時間)

GOSAT(いぶき)/TANSO-CAI
噴火の約1時間後の画像です。噴煙が東方向に約30kmにわたって流れています。
本画像は、TANSO-CAIの可視域のバンド2(664 ~ 684ナノメートル)を赤と青に、近赤外域のバンド3(860~880ナノメートル)を緑に割り当てた擬似カラー合成図です。

噴火から約1時間半後の画像です。噴煙が東方向に約40kmにわたって流れており、長野県伊那市付近まで到達していることが分かります。

9月28日10時28分(日本時間)

Terra/MODIS
噴火2日目の画像です。この時間は、噴煙が南東方向に約20kmほど流れています。

噴火2日目の画像です。この時間は、噴煙が南東方向に約20kmほど流れています。

9月28日13時6分(日本時間)

Aqua/MODIS
噴煙は南東方向に約50kmにわたって、長野県飯田市付近まで到達していることが分かります(MODISの観測角度が大きい条件での観測のため、画像の画素が粗くなっています)。

噴煙は南東方向に約50kmにわたって、長野県飯田市付近まで到達していることが分かります。

9月28日13時43分(日本時間)

Aqua/MODIS
噴煙が引き続き南東方向に流れている様子が分かります(MODISの観測角度が大きい条件での観測のため、画像の画素が粗くなっています)。

噴煙が引き続き南東方向に何キロぐらいにわたって、静岡県境付近まで到達していることが分かります。

9月29日11時11分(日本時間)

Terra/MODIS
噴火3日目の画像です。噴煙は東南東の駒ヶ岳方面に向きを変えて、引き続き流れだしています。

噴火3日目の画像です。噴煙は東南東の駒ヶ岳方面に向きを変えて、引き続き流れだしています。

関連情報

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画像:ロケットの情報を掲載 ロケットナビゲーター
画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
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