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ERS-2データ(一部期間)の画像カタログデータの公開について

平成14年4月1日
宇宙開発事業団
地球観測センター

 現在地球観測センターにて受信しているヨーロッパの衛星ERS-2は、平成13年1月に姿勢制御用ジャイロに不具合が発生し、以降ジャイロの機能が無い状況で衛星運用を行い、今日にいたっています。
 これにより、観測データの品質に影響が現われ、地球観測センターといたしましても、プロダクトの提供及び画像カタログ(ブラウズ)データの公開を平成13年3月5日以降停止しておりました。

衛星のジャイロ故障による画像への影響は、

  • 画像位置ずれ(軌道方向)
  • ゴーストの発生
  • ストライプ(画像の明暗部分)の発生
  • 画像全体(稜線、市街地、海域部分等)のぼやけ

という形で現れております。

 当地球観測センターでは、これらのデータについて利用者への提供を可能とするため、データの品質を向上するべく検討を行ってきました。その結果、地球観測センターの処理設備のソフトウェアを改修することにより、品質が向上し、平成14年2月5日よりプロダクトの提供を再開致しております。
 また、さらに4月1日より画像カタログ(ブラウズ)データ公開を行うことと致しました。

 しかし、品質向上の為に最善を尽くしてきたところですが、ジャイロ故障前までの品質まで改善出来ないシーン(衛星の姿勢変動量によっては上記に示しましたゴーストまたはストライプが改善されないシーン)があります(下記の画像を参照)。各位におかれましては、今後これらをご承知の上で利用いただくようにお願いします。



衛星ジャイロ故障前の画像
20020401_eus_m.jpg

衛星ジャイロ故障後の画像
20020401_beforemodify_m.jpg
画像中央に横方向の暗めのストライプ有り
画像下部の海岸線にゴースト有り


処理ソフトウェア改修後の画像
20020401_aftermodify_m.jpg
ストライプについては改善されているが ゴーストは残っている。



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