JAXAトップページへ
 サイトマップ

《海流の状況調査》

日本周辺の海流

rn_11_m.gif
この画像は、海洋観測衛星1号-b「もも1号-b」(MOS-1b) が、1993年(平成5年)4月3日に地球観測センター(EOC)にてとらえた日本上空の画像です。
この画像は、可視熱赤外放射計(VTIR)の熱赤外域の波長帯(10.5〜11.5μm)を用いて、雲および海面温度の情報を検知し、画像処理により海面の温度情報をそれぞれの色に変換して表示したものです。また、画像下部のカラーバーは温度と色との関係を示し、赤色方向(右側)は高温、黒色方向(左側)は低温を示しています。この画像は黒潮の流れをみるために、温度の高い情報をより詳細に得るようにしたため、温度の7℃以下が黒くつぶれています。
この画像より、本州南方から流れる黒潮(画像上20℃前後)が4月になって紀伊半島から東海地方沖まで帯状に南に大きく蛇行し始めているのがわかります。黒潮大蛇行の原因はまだはっきりしていませんが、大蛇行時には、黒潮と本州の間に冷水塊(画像上15℃〜18℃)が現れています。大蛇行は最近では1989年(平成元年)12月〜1991年(平成3年)5月にあり、一度起こると一年以上続いています。この現象は漁業関係にも影響が大きいと考えられています。


EORCホームへ
JAXAトップページへ サイトポリシー