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マレーシア北西部の多時期合成画像


マレーシア北西部
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観測場所
観測場所:マレーシア北西部
観測日:1994年5月27日、7月10日、8月23日のカラー合成
衛星名/センサ名:JERS-1/SAR
 この画像は、地球資源衛星1号「ふよう1号」(JERS-1) に搭載されている合成開口レーダ(SAR)による多時期合成画像です。場所はマレーシア北西部のケダー州にあるムダ川流域です。多時期合成画像とは観測時期が異なる衛星データを重ね合わせた画像のことですが、この写真は1994年(平成6年)5月27日、7月10日、8月23日とそれぞれ44日の間隔で観測された衛星画像を重ね合わせて作成したものです。
 3回の観測で土地被覆に変化が起こらなかった場所は灰色で表されています。他方水田のように土地被覆に変化があった場所には色がついています。
 SARは自らマイクロ波を発射し、地上で散乱されたマイクロ波を観測するセンサです。田植え後、苗が小さい間の水田は非常に弱い散乱波しか返しませんが、稲の生長に伴って次第に強い散乱波を返すようになります。この稲の生長の様子は画像の中に明確に見て取ることができます。青色と緑色で表された部分がそれに当たり、緑色は青色よりも早く田植えが行われた水田です。
 他方、ゴム園は約25年毎に植え替えが行われます。伐採されたゴム園は弱い散乱波しか返さないために画像上には暗く表れますが、ゴムの生長が進むに従って暗い灰色から明るい灰色へと変化していきます。また、川に沿って一様に暗い灰色で写っているのはマングローブ湿地です。


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