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網走沖の流氷


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 この画像は、フランスの地球観測衛星スポット2号に搭載されている光学センサ(HRV)により、高度約830Kmから観測した網走沖の流氷です。観測日は1994年2月8日です。寒さの厳しい年ならば押し寄せた流氷がこのあたり一面を分厚く覆っていることでしょう。
 この画面にある流氷を見た限りでは、ガラスの破片のようなブロックを成しておらず、すでにシャーベット状に溶け始めています。原因は定かではありませんが、この年は水温が高めであったことが判読できます。  オホーツク海は陸に囲まれた内海でありアムール川をはじめ大小の河川から結氷し易い真水が流入しています。太平洋の大循環も千島列島でさえぎられています。さらに、アムール川河口の間宮海峡は浅瀬でもあり結氷し易い条件が整っています。
 秋口からこの近辺で結氷が始まり、厳冬期に大きく成長したブロック氷が海流に乗り北海道の沿岸へ押し寄せてきます。この地域は、流氷の到達地としては世界の最南端にあり、2月には沿岸の各地で流氷祭りが行われ、冬の風物詩となっています。


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