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阿蘇山周辺の鳥観図


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 阿蘇山周辺の鳥観図を紹介します。この鳥観図は、地球資源衛星1号「ふよう1号」(JERS-1)に搭載されている光学センサー(OPS)のステレオペアデータ(PATH:79、ROW:245、観測日:1993年(平成5年)2月3日)を用いて作成したデジタル標高データ(DEM:Digital Elevation Model)に、直可視のフォールスカラー画像を重ね合わせものです。見かけの視線方向は西から東の方角(熊本市の上空より阿蘇山の方角)を見下ろす形で作成してあります。
OPSの特長のひとつであるステレオ視は、バンド3と4を用いて行なわれます。バンド3、4は同じ観測波長帯域を使用していますが、バンド3が衛星の真下を見るのに対して、バンド4は斜め前方(鉛直方向に対して約15度)を見ています。この視差より観測地域の標高を求めることができます
 DEMの作成はステレオペア画像上に同一対応点を入力して、これを基にコンピュータ処理して標高情報の抽出を行い作成します。今回紹介した例では、季節が冬のため阿蘇山(1,592m)及び大観峰の回りにまだ雪が残っており、うまく標高の抽出ができずに平坦な地形になっているところも見受けられますが、雪以外にも雲等があると処理段階でステレオ画像上の対応点がとれずミスマッチングを発生して、DEM作成上大きな障害となります。


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