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アマゾンの熱帯雨林の伐採後


アマゾン熱帯林
拡大(119KB)
観測場所
観測場所:ブラジル
衛星名/センサ名:JERS-1/SAR

 この画像は、地球資源衛星1号「ふよう1号」(JERS-1) に搭載されている合成開口レーダ(SAR)がアマゾン熱帯雨林の中に捉えた森林伐採後のモザイク画像です。場所は南緯8度、西経60度から、南緯13度、西経65度にかけてのブラジル・ロンドニア地方です。
 ロンドニア地方の気候は雨季(11月から3月)と乾季に分かれており、本画像は雨季の99シーンの画像をコンピュータ処理でつなぎ合わせたものです。この時期にはアマゾンは雲で覆われているために可視光を使う光学センサでは地表を観測できませんが、雲を突き抜けるマイクロ波を使うSARであれば雲の下にある地表の様子を捉えることができます。

 JERS-1のSARは波長23cmのマイクロ波を用いており、背丈の低い木々や乾燥した土地とよく茂った森林が区別できます。本画像の中に赤い色で示してある部分が熱帯雨林を伐採した後と考えられ、その形が魚の骨の形に似ていることから「フィッシュボーン」と呼ばれています。ここには原生林の中から道路が作られ、その両側に農耕地が多数集まっています。

 熱帯雨林は地球環境と大きな関わりを持っています。SARは雲の有無や天候に影響されず、いつでも地表の様子を観測できるので、本画像のような広域の熱帯雨林の伐採等をモニタするのに適しており、地球環境を監視していくうえで有力な手段として期待されています。


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