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グランドキャニオン


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 北部を蛇行しているのがコロラド川です。川に沿って10〜20kmの幅を持って刻まれている渓谷がグランドキャニオンです。コロラド川は一見稜線のように見えますが、実は周囲の大地よりも1,500mも低く、急峻にえぐられた側壁の影がくっきりと浮かび上がり稜線のような錯覚に陥ります。画像の南西部の黄色の地域は乾燥地帯であり、北東部は比較的植生のある地域であることが分かります。この世界有数の渓谷は全長が450kmあり、画像上では約4分の1程度しか見ることができません。
 全長450kmの間、1,500m以上の深さの断崖が続く台地は、2〜6億年前の堆積岩がほぼ水平に隆起したものです。この渓谷が現在に至るまでに1,000万t以上の土砂が下流へ運ばれました。これに要した時間は100万年以下と見積もられ、自然界では幼年期に相当します。
 この深い渓谷は、中生代から古生代、先カンブリア紀の地層が年輪のように堆積しているため、地質学の宝庫でもあります。さらに、太陽光線の変化によって刻々と変化する側壁群の色彩と陰影の織り成すコントラストは、ここを訪れた人々に自然の造形美を十分堪能させる魅力があります。


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