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アリゾナのクレーター


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 何やらぽっかりと穴があいた風景が目の前にあります。ジグザグに走る川筋、ぼやけた雲、まるでインクをこぼしたかのような雲の影が見て取れます。
 ここは北米大陸のアリゾナ、フラッグスタッフに近い砂漠地帯、そしてこの穴こそが、かの有名なバリンジャー隕石孔です。その形状は四角形のような円であり、直径約1.2km、深さ約170m、回りの平地より外縁の高さ約50mです。隕石の衝突はおよそ5万年前以内と推定され、孔の大きさから、直径約80m、重さ200万tの隕鉄が秒速約20kmで衝突したと考える説もあります。雨の少ない乾燥地帯故にほぼ原形が保たれており、衝突に伴って形成されたさまざまな地質構造が見られるとのことで、展望台や博物館もあり、観光名所にもなっています。
 この隕石孔はその縁に立って全体を見渡すことができますが、それこそ人工衛星の高度からの観測によらないと確認できない巨大な隕石孔が地球上にはまだ多数あります。1995年7月のシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突を目のあたりにしては、“衝突”が無視できない存在であることを疑う余地はありません。


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