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地球観測センターニュース1998.3 No.35


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3.TRMM降雨レーダによるグローバルマップ(TRMM初画像)
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TRMM降雨レーダによるグローバルマップ

 この画像は1998年1月1日から1月6日にTRMM降雨レーダによって観測され、海面からの高度が4000m付近の観測データを加えたものです。暖色系ほど強い雨が降っていることを示し、赤道付近に多く分布しているのがわかります。



TRMM初期運用評価

 TRMMのPR観測データについては、配布前にPRの校正確認、データの精度・品質の確認を行うために、初期運用評価が行われています。
 以下に初期運用評価の状況を示します。

PR 外部/内部校正
 平成9年12月13日から12月18日および平成10年1月13日から1月18日に地上に設置したレーダ校正装置(Active Radar Calibrator : ARC)を使用し、PRの校正を行いました。PR外部校正は、ARC装置を通信総合研究所関西先端技術センター内に設置し、TRMMがARC装置の上空を通過する際に信号の送受信を行い、PRの校正を実施しました。また、PR内部校正として、TRMM内部折り返しループを使用して校正を実施しました。
 それぞれの校正においてPRが正常に動作していることを確認しました。

処理評価
 TRMMの定常運用の高度である350kmに軌道修正し、平成9年12月4日からレベル1処理 (地表面上の経緯度情報の付加等)を実施し、評価を行いました。また、12月12日からはレベル2(降雨減衰量の計算や降雨強度の算出等)処理を実施、以降、毎日レベル1/レベル2処理を行いました。
 各処理の評価として、取得した観測データと衛星機器の内部情報や各種降雨情報等の観測情報を元に比較を行いました。その比較結果を基に、実際の降雨情報に近づけるように処理アルゴリズムの見直しや処理に必要なデータベースの修正を行いました。その後、再処理を行って評価を実施した結果、PRで観測したデータによる降雨情報と実際の降雨について違いがないことを確認し、見直しを行った処理アルゴリズムやデータベースが正しく、今後の降雨観測およびデータ処理方法に問題がないことを確認しました。
 なお、今後のレベル2以降の処理について、PI(代表研究者)が評価していきます。


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