2014年9月27日11時52分頃、長野県、岐阜県境にある御嶽山(3,067m)が火砕流 を伴って噴火した。
今回の噴火規模は、1979年と同程度のものであり、水蒸気噴火であったと推測されている。
9月27日の画像は、噴火の1時間後(午後12時52分)にGOSAT/TANSO-CAIで観測されたものであり、噴煙は東の方向に約20~30km伸びていた。また気象庁資料によると、この時の煙の高度は約7kmであった。
また、噴火前の9月22日と、噴火後の9月28日の画像を比べると、やや山肌が黒くなっているのが分かる。これは噴火により、火山灰が降り積もったためであると考えられる。
※カラー画像は、TANSO-CAIの バンド2(674nm)、バンド3(870nm)、バンド1(380nm)の各データをRGBに割り当て作成。
参照サイト: 気象庁報道発表資料