2014年8月6日、4時12分(UT)頃、パプアニューギニア付近で、OCO-2の初スペクトルが取得された。取得されたスペクトルは以下に掲載されている。
- https://twitter.com/IamOCO2/status/497098256384413696/photo/1
- http://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?release=2014-272
同日、ほぼ同地点を、GOSATが観測した(OCO-2の約40分前)スペクトルを以下に掲載する。
OCO-2は、2014月7月2日にカリフォルニア・ヴァンデンバーグ空軍基地より打ち上げられ、現在、GCOM-W(しずく)を追いこし、A-trainの先頭で観測を行っている。
GOSATは、2009年1月23日に打ち上げられ、5年以上のデータを取得してきた。
その間、OCO-2の前身であるACOS(Atmospheric CO2 Observations from Space)チームと、データの校正・アルゴリズム開発等の協力を行ってきた。
今後は、新しく打ちあがったOCO-2と更なる協力のもと、衛星からの温室効果ガス観測の発展に貢献していく。
※カラー画像は、TANSO-CAIのバンド2(674 nm)、バンド3(870 nm)、バンド1(380 nm)の各データをRGBに割り当て作成。