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統合地球観測戦略(IGOS)に関する世界会議
〜次期地球観測システムの構築に向けて〜
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G8サミット(平成15年6月、仏エビアン)及び地球観測サミット(同年7月、米ワシントンDC)により、全球観測に関する国際協力の強化が合意され、これを受けて地球観測に関する作業部会(GEO)が設置されました。現在、GEO加盟国及び参加機関において、将来の地球観測システム構築のための10年実施計画の枠組み文書が検討されています。本年4月に東京で開催される第2回地球観測サミットにおいて枠組み文書が承認され、また、本年末に欧州で開催される第3回地球観測サミットにおいて10年間実施計画が合意される予定です。
一方、統合地球観測戦略の趣旨に賛同する国際機関や国連機関14機関で構成される統合地球観測戦略パートナーシップ(IGOS-P)においては、分野毎にユーザ要求と既存及び将来の観測計画の過不足分析を行い、それを改善するための戦略計画を策定する、テーマ方式を採用しています。海洋テーマについてはすでに戦略計画が策定され、実施段階に入っています。さらに、昨年11月には、全球炭素循環、全球水循環、陸域災害の3テーマの戦略計画が承認され、これらのテーマの戦略計画をいかに実施していくかが今後の課題となっています。
これらの状況を考慮し、IGOS-P組織、世界の宇宙機関、関係省庁、関係機関および研究者及び利用者が集い、地球観測に関する国際戦略を議論し、地球観測サミットの10年実施計画に寄与することを目的として、統合地球観測戦略(IGOS)の各テーマの10年間の実施計画について検討するための世界会議を、東京にて開催いたします。
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