第1回地球観測サミット概要 【詳細は公式ホームページ(英語)参照のこと。】
(1) 会議日程
2003年7月31日
(2) 開催場所
米国ワシントンDC, 国務省
(3) 参加国/組織
33カ国+欧州委員会+21国際組織
(4) 目的
地球環境の保全に貢献する国際的、包括的かつ持続的な地球観測システムの構築。このためにG8及び他国の大臣、国際機関、開発銀行、国際的な科学機関の代表等の閣僚級により、宣言文に合意する。
(5) 成果
このサミットでは、次のような内容の地球観測サミット宣言文が採択された。
@ 地球観測システムのより改善された調整及びデータ空白を最小にするための措置を特定する。
A 地球観測に関する能力開発(Capacity Building)への取り組みを強化する。
B 国際取り決めと国家政策を踏まえた最小限の費用と時間での、完全かつ解放的なデータ交換を目指す。
C 10年間の実施計画を準備する。2004年第2四半期に開催予定の東京閣僚級会合(第2回地球観測サミット)までに実施計画枠組み文書を準備し、同第4四半期に欧州が開催する閣僚級会合までに実施計画【将来型地球観測システムを構築するための、今後10年間(2005年〜2014年)の実施計画】を用意する。