AMSRおよびAMSR-E L1Bプロダクトへの異常値混入不具合処置完了のご連絡
平成17年10月24日
宇宙航空研究開発機構
地球観測センター
10月13日付けで御連絡致しました『AMSRおよびAMSR-Eレベル1Bプロダクトにおけるデータ欠損箇所への異常値の混入について』の不具合原因の特定と影響が判明し、平成17年10月21日に同不具合の処置が完了したことを御連絡致します。なお、本不具合による影響が発生したプロダクトにつきましては、直ちに再処理を実施し、御注文を頂きましたユーザの皆様にはプロダクトを再配布いたします。
本不具合原因/内容、影響のあるプロダクト、および再処理のスケジュール等につきましては、以下の項目をご参照ください。不具合原因：
AMSRおよびAMSR-Eレベル１処理プログラムの不具合
不具合内容：
データ欠損部分及びその前後10走査内に異常値が混入する。
異常値混入の見られるデータ項目については下表をご参照ください。
| データ項目 | プロダクト |
| 輝度温度 (Brightness_Temperature) | レベル１Ｂ |
| アンテナ温度変換係数（Antenna_Temperature_Coef) | レベル１Ａ、１Ｂ |
| 品質情報（Data_Quality) | レベル１Ａ、１Ｂ |
影響のあるプロダクト：
①AMSR及びAMSR-E、レベル１プロダクト（バージョン２） ＊データ欠損部分及びその前後10走査内の部分のみに影響があります。それ以外の部分には影響ありません。
②AMSR及びAMSR-E、レベル２,３プロダクト（バージョン３） ＊上記①を入力とするデータに影響があります。
再処理スケジュール：
平成１８年１月末までに完了予定