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  ADEOS-II衛星から送信される画像データをPCを中心とした簡易な装置で受信し、利用することが出来ます。このシステムは主に漁業に利用するために開発したものです。(DTLシステム構成図) 
											 
												
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																| システム名 | : | DTL(局地ユーザ送信系) |  
																| 装置名 | : | ADEOS-II DTL受信装置 |  
																| データ内容 | : | GLI(水温と水色)の間引きデータ |  
																| 分解能 | : | 約6km |  
																| 受信周波数 | : | 約467.7MHz |  |  
  画像はADEOS-IIまたはNOAA等から送られてきた画像データを専用の受信機を使用して表示します。 受信した画像は下記のような画像(サンプル画像)を取得できます。
  
 
												
													|  2003/4/16
 |  2003/4/17
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													| 左上の水温データは2003年4月16日、右上は2003年4月17日に環境観測技術衛星「みどりII」(ADEOS-II)が観測したDTLデータです。赤い部分の温度が高く、緑の部分の温度が低くなっています。 4月17日のデータでは、三陸海岸沖あたりが寒流と暖流の合流点(渦が巻いてるあたり)となっており、良好な漁場であると考えられます。
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													|  2003/4/16
 |  2003/4/17
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													| 左上の水色データは2003年4月16日、右上は2003年4月17日に環境観測技術衛星「みどりII」(ADEOS-II)が観測したDTLデータです。 海面で植物プランクトンを多く含んでいる部分は赤く表示されております。
 魚は植物プランクトンが多い場所に集まりますので、海面で赤くなっている部分には魚が集中しているものと推定されます。
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  ADEOS-IIの軌道は準回帰軌道であり、同じ場所の上空に戻ってくるのに4 日かかります。受信する範囲は一日毎に限られており、下記の図のような範囲となります。
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