地球観測データ表示ツールとは?

地球観測情報システムを利用することにより、入手可能な地球観測データ(ADEOS-Ⅱ/GLI、AMSR、Aqua/AMSR-E注1、及びTRMM/PR, TMI, VIRS, Combined)を容易に表示、地図投影、画像編集、及び領域切り出し等が可能なツールです。
これらデータは、HDF (Hierarchical Data Format)と呼ばれる特殊なフォーマットで作成されている為、地球観測データ表示ツール(EODV: Earth Observation Data Viewer)を利用するのが便利です。

EODVは、試供版として提供を行っています。そのため、利用方法や動作環境等に関するサポートは致しかねますので予めご了承の程、よろしくお願い致します。
地球観測データ表示ツールに関しまして、意見・要望等がございましたら、以下のメールアドレスまでご連絡下さい。



注1: 地球観測データ表示ツールは、下記のAMSR-Eプロダクトバージョンに対応しております。

  • AMSR-Eレベル-1プロダクト version 1~3
  • AMSR-Eレベル-2プロダクト version 1~7
  • AMSR-Eレベル-2mapプロダクト version 1~3 (L2mapプロダクトは、現在、配布しておりません)
  • AMSR-Eレベル-3プロダクト version 1~7

AMSR-E の最新版のプロダクトには未対応です。代わりに、HDV Viewをご利用いただけます。HDFViewの詳細につきましては、The HDF Groupのホームページをご覧ください。

ダウンロード


必要動作環境

項目必要動作環境
コンピュータPentium 4 CPU以上
オペレーティングシステムWindows 7, Windows 8.1
メモリ2GB 以上
ディスク1GB 以上
ディスプレイ1024×768ドット、High Color (24ビット) 以上

更新履歴

  • 平成27年4月6日 Version 2.4リリース
  • 変更点:
    対応プロダクトの変更:
    TRMM Version 7のプロダクトに対応しました。

    対応OSの変更:
    Windows 7とWindows 8.1に対応しました。

  • 平成23年9月26日 Version 2.3リリース
  • 変更点:
    AMSR-E Level1プロダクトのHDFバージョンの変更(4.2r1 -> 4.2r4)への対応

  • 平成22年3月9日 Version 2.2リリース
  • 変更点:
    ドラッグ&ドロップによるファイル選択機能追加(プロダクト読み込み画面にドラック&ドロッププロダクト読み込み画面へのファイルのドラッグ&ドロップにより、画像表示に必要な情報のデフォルト値が選択されるようになりました。
    ドラッグ&ドロップによるファイル選択機能追加(アイコンにドラッグ&ドロップ)アイコンへのファイルのドラッグ&ドロップにより、ツールが起動しデフォルト値での画像表示までできるようになりました。
    カラーバーテーブル・ルックアップテーブルのセンサカテゴリ分け機能追加プロダクト読み込み画面ではセンサ毎のカラーバーテーブル・ルックアップテーブルのみ選択可能になりました。
    CSV形式出力機能の動作条件ダイアログの追加CSVファイルを出力する際に出力条件を満たしていない場合は出力条件をダイアログで表示するようになりました。
    投影位置の修正地球観測データ表示ツール(EODV)と、AMSR-E レベル3プロダクトでグリッドの定義が異なっていたが、AMSR-Eレベル3プロダクトに統一しました。
    海岸線表示順番の変更機能海岸線の表示を画像の前面にするか背後にするか選択できるようになりました。
    動画ファイル出力におけるファイル名表示位置の変更機能動画ファイルを出力する際にファイル名の表示位置を上方か従来の下方か選択できるようになりました。

  • 平成21年5月20日 Version 2.1リリース
  • 変更点:
    クリップボードへのコピー機能追加プロダクト/地図表示画面に表示されている画像をクリップボードにコピーすることができます。
    この機能を用いると、表示されている画像を簡単にその他のアプリケーションで利用することができます。
    表示可能なプロダクトの追加TRMM PRの1B21,1C21,2A21,2A23,2A25も表示/編集できるようになりました。
    カラーバー表示機能の追加プロダクト/地図表示画面にカラーバーを表示させることが出来るようになりました。
    KMZ出力機能追加GoogleEarthで表示できるKML形式に加えてKMZ形式での出力に対応いたしました。

  • 平成20年4月18日 Version 2.0リリース
  • 変更点:
    TRMMデータの表示機能の追加TRMMデータについて、表示、地図投影、画像編集、及び領域切り出し等が可能となりました。(PR L3のみ)
    Google Earthのタイムライン機能への対応動画作成機能によって、Google EarthTMのタイムライン機能に対応したKMLを作成することができるようになりました。

  • 平成19年4月12日 Version 1.1リリース
  • 変更点:
    動画作成機能の追加日平均、月平均データ等を連続動画にすることにより、経年変化をみることができます。
    間引き表示機能の追加データを指定した間隔で間引くことにより、表示にかかる時間を短縮します。
    (間引き間隔"4"以上で有効)
    フォーマット変換機能の追加地図背景色が選択可能になりました。
    拡大/縮小/移動機能の追加Windowサイズを変更したとき、ボタンひとつで画像サイズをWindowサイズに合わせます。
    KML出力機能追加KML出力機能追加 GoogleEarthで表示できるKMLファイルを出力します。

  • 平成18年11月8日 Version 1.00リリース