図1:図1左に、2009年3月8日にメルボルン北部の町キルモア近郊を夜間に観測した画像に、過去(2008年10月21日)の画像との比較から推定した消失域を薄赤く表示しました(この図ではA、B、Cの3カ所確認できます)。背景の画像には、メルボルン市街やキルモア等の町が明るく(雲ではありません)、その間が暗く映っています。一方、右の図はNASAのMODISが1ヶ月以上も前の2月9日に同地域を観測した画像です。両画像は1ヶ月以上も隔たっていますが、レーダー、光学センサから抽出した山火事跡の大きさは類似しています。縮尺から、被災地は最大20km程度に及ぶことがわかります。また、PALSARは雲の下でも消失箇所をとらえることがわかります。