図1:図1左は、2008年9月9日(災害後、緊急観測)にPALSARで取得したハイチ西部の画像です。図1中央は、2008年2月9日(災害前)に取得されたほぼ同じ地域の画像です。合成開口レーダによる画像では、水面などの平坦な面は暗く写る傾向があり、画像の赤枠内にみられる暗い領域は、この洪水による浸水域と考えられます。図1右は、災害前の画像(中央)に青色、災害後の画像(左)に黄色を割り当てて重ね合わせたカラー合成画像で、青色が、災害後に暗くなった領域、すなわち浸水域の可能性が高い地域です。