ALOS-2の世界域の基本観測において毎年継続して観測を実施しているSM3(StripMap 10m)およびW2(ScanSAR)について、一年毎(下記対象期間参照)の観測実績をまとめました。
- 対象期間:
※対象期間の開始/終了日が年毎にずれていますが、ALOS-2の回帰にあわせて対象期間を区分したためです。
●概要
一年毎の観測実績は、上記期間における観測実績について、ビーム区分別、シーン毎の累積観測回数を、KMLフォーマットで表したものです。
●対象観測モード
SM3(StripMap 10m)およびW2(ScanSAR)を対象としています。
●格納情報
KML内に表示される内容は、以下の通りです。
No. | 掲載内容 | 掲載例 |
1 | パス番号 | 001~207 |
2 | フレーム番号 | 0000~7190 |
3 | 観測回数 | 1~26 |
4 | ビーム番号 | 例)F2-5 |
5 | 進行方向 | A:Ascending D:Descending |
6 | 観測方向 | R:Right L:Left |
●ビーム番号
ビーム番号と、観測モード/オフナディア角の関係については、以下の通りです。
ビーム番号 | 観測モード | オフナディア角 |
F2-5 | SM3 (StripMap 10m) | 28.2 |
F2-6 | 32.7 | |
F2-7 | 36.2 | |
W2 | ScanSAR | 34.9 |
●KMLファイル命名規則
KMLファイル名の命名規則は、以下の通りです。
•SM3(StripMap 10m)の命名規則
{ビーム番号}_{A/D※1}_{R/L※2}_{格納データ内の最初の観測日}_{格納データ内の最後の観測日}.kml
•W2(ScanSAR)の命名規則
{ビーム番号}_{A/D※1}_{R/L※2}_{偏波}_
{格納データ内の最初の観測日}_{格納データ内の最後の観測日}.kml
※1
A:Ascending(昇交軌道)
D:Descending(降交軌道)
※2
R:Right(右観測)
L:Left(左観測)
●ファイルの色と頻度の関係
表示される色と観測回数の関係は以下の凡例の通りです。