《 概要 》
地球観測プラットフォーム技術衛星「みどり」(ADEOS)は、地球温暖化、オゾン層の破壊、熱帯雨林の減少、異常気象の発生等の環境変化に対応した全地球規模の観測データを取得し、国際協力による地球監視に役立てるとともに、次世代地球観測システムに必要なプラットフォーム・バス技術、軌道間データ中継技術等の開発を行うことを目的とした衛星です。
同衛星は、陸域、海域及び大気を総合的かつ継続的に観測するために、
宇宙航空研究開発機構(旧宇宙開発事業団)
が開発を担当する
高性能可視近赤外放射計(AVNIR)
および
海色海温走査放射計(OCTS)
および
NASA散乱計(NSCAT)
および
オゾン全量分光計(TOMS)
、フランス国立宇宙開発センター(CNES)の
地表反射光観測装置(POLDER)
、通産省の
温室効果気体センサ(IMG)
、環境庁の
改良型大気周縁赤外分光計(ILAS)
および
地上・衛星間レーザ長光路吸収測定用リトロリフレクタ(RIS)
の6種類の公募センサを搭載しています。
ADEOSは、重量約3,560kg、発生電力4,500W以上の大型衛星ですが、熱的、電気的、かつ機械的に独立した通信データ処理系、電源系および姿勢軌道制御系等のユニットから構成され、組立および試験を容易としています。また、多数の観測機器を運用するための自動化・自律化機能、観測データをデータ中継衛星経由で地上に伝送するための軌道間データ通信機能など優れた特徴を有しています。
衛星は1996年(平成8年)8月17日午前10時53分(日本標準時)に
H-II4号ロケット
により
種子島宇宙センター
から高度約830kmの太陽同期準回帰軌道に打ち上げられました。
ADEOS関連情報
ミッション運用とデータ受信処理
衛星のコンフィギュレーション
ADEOS主要諸元と分解図
ADEOSの打ち上げ〜定常運用
《 観測機器 》
海色海温走査放射計(OCTS)
高性能可視近赤外放射計(AVNIR)
NASA散乱計(NSCAT)
オゾン全量分光計(TOMS)
地表反射光観測装置(POLDER)
温室効果気体センサ(IMG)
改良型大気周縁赤外分光計(ILAS)
地上・衛星間レーザー長光路吸収測定用リトロリフレクター(RIS)
《 AOセンサ関連機関 》
NSCAT
The Physical Oceanography Distributed Active Archive Center(PO.DAAC)
TOMS
The TOMS HOME PAGE
POLDER
The French Space Agency(CNES)
ILAS
ILAS HOME PAGE(国立環境研究所)
IMG
資源探査用観測システム研究開発機構
RIS
RIS HOME PAGE(国立環境研究所)