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地球が見える 2004年

中国とロシアの火災の煙、日本海を渡って北海道へ

図1 中国とロシアの火災の煙の様子
(10月17日午後1時ころ)

中国とロシアの国境となっているアムール川(中国名:黒龍江(ヘイロンチアン))の流域で大規模な火災が発生し、その灰色の煙が日本海を渡って、北海道を厚く覆っている様子が、NASAの地球観測衛星Aquaに搭載されたMODISセンサの準リアルタイム画像で捉えられました。

図1は2004年10月17日午後1時ころ観測した画像です。火災の発生場所は複数あり、大まかに見ると中国黒龍江省北部(中ロ国境の左側)の一群とロシアのユダヤ自治州(中ロ国境の右側)の一群に分けることができます。両群の火災の煙が一緒になって、北海道まで到達している様子が分かります。この他、朝鮮民主主義人民共和国の日本海側でも何箇所か火災が発生し、その煙が日本海に流れている様子が見えます。



観測画像について
(図1)
観測衛星: 地球観測衛星Aqua(NASA)
観測センサ: MODIS
観測日時: 2004年10月17日 12時58分ころ (日本標準時)
色付けは、MODISのチャンネル1と4と3を用いて、チャンネル1(620〜670 nm)に赤、チャンネル4(545〜565 nm)に緑、チャンネル3(459〜479 nm)に青を割り当てて合成しています。このため、肉眼で見たのと同じような色合いで見えています。 雲は白く、煙は灰色に見えています。


関連サイト:
MODIS準リアルタイム画像
(左側の窓の中で、TRICまたはEOC→1km→RcReflと進んでください。)
燃え続けるシベリア東部の森林
アラスカまで達していたシベリア森林火災の煙
本文ここまで。
画像:人工衛星の情報を掲載 サテライトナビゲーター
画像:衛星利用の情報を発信 衛星利用推進サイト
画像:衛星から見た地球のデータ集
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