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地球が見える 2004年

大型で非常に強い台風6号が接近中

(図1)6月18日 パス112DのAMSR-E準リアル画像

Aqua衛星に搭載されているJAXA開発のセンサAMSR-Eと熱帯降雨観測衛星(TRMM)に搭載されているセンサTMIが台風6号(ディアンムー)を捕らえました。

図1は、AMSR-Eの準リアルタイム観測画像で、画像中で海面の青色が濃い部分は大気中に水蒸気を多く含んでいることを表わしています。また、黄色い部分については、発達 した雲を表わしています。このような画像が「今日の一枚」からご覧いただけます。


(図2)6月18日 04:35観測のTMI降雨量画像

図2は、TMIで観測した降雨量を表わしています。オレンジ色の部分は歩行中に地面からの跳ね返りで足元がぬれるといわれるぐらいの雨の降り方、また、赤い部分は傘を差していても濡れるといわれるぐらいの強い雨の降り方に相当します。台風の中心付近では、明瞭な目をとりかこむように赤色で示される強い降雨域がよくわかります。


(図3) 6月18日 04;40観測のPR降雨分布の立体構造

図3は、PRによって観測された降雨分布の鉛直断面と立体構造図です。台風の目から離れているのにも関わらず、高さ1 0kmまで達する降雨があり非常に強い雨が降っているのがわかります。



関連サイト:
TRMM台風データベース
TRMM台風速報
AMSR-E台風速報
AMSR-E「今日の一枚」

観測画像について
(図1)
観測衛星: 地球観測衛星Aqua(NASA)
観測センサ: 改良型高性能マイクロ波放射計AMSR-E(JAXA)
観測日時: 2004年6月18日 02時06分(日本時)
海域の黄白色の部分は強く雨の降っているところや海氷が分布している場所、水色は大気中の水蒸気や雲が少ない場所を、紺色は大気中の水蒸気や雲の多い場所をそれぞれあらわしています。

(図2)
観測衛星: 熱帯降雨観測衛星(TRMM)
観測センサ: TRMMマイクロ波観測装置(TMI)
観測日時: 2004年6月18日 04時35分(日本時)
地表からのマイクロ波放射によって推定された降雨量(単位:ミリ/時)をあらわしています。

(図3)
観測衛星: 熱帯降雨観測衛星(TRMM)
観測センサ: 降雨レーダ(PR)
観測日時: 2004年6月18日 04時40分(日本時)
降雨レーダによって観測された降雨の立体構造(単位:ミリ/時)をあらわしています。

本文ここまで。
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