これまでTRMM衛星によって得られた成果は、長期間降水データの蓄積による科学的な知見の増大だけでなく、数値天気予報での現業利用や、TRMM衛星を中心とした全球降水マップの開発、洪水予警報などの水資源管理分野における利用といった、衛星降水観測による社会的な貢献にまで拡がりつつある。また、TRMM衛星の後継拡大ミッションであるGPM主衛星が平成26年2月28日に打ち上げられ、二周波降水レーダ(DPR)データの一般配布も開始され、PRからDPRにわたる連続的かつ長期的な降水観測データの蓄積や、さらなる利用分野の拡大が期待されている。
本シンポジウムでは、TRMM衛星のこれまでの科学的・社会的成果を総括し、GPM計画における利用推進を図る。衛星リモートセンシングによる降水や水循環観測の意義と社会に対する貢献を確認すると共に、後継ミッションも視野に入れた、降水リモートセンシングの今後の展望をまとめる。
日 時 | 平成27年2月19日(木)9:30~17:00(9:00開場) |
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開催場所 |
COREDO室町1 日本橋三井ホール (東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町5F) |
主 催 | 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、米国航空宇宙局(NASA)、 情報通信研究機構(NICT) |
後 援 | 内閣府宇宙戦略室、文部科学省、総務省、 国土交通省、気象庁 |
定 員 | 300名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
言 語 | 日本語・英語(同時通訳あり) |