左図の画像は1998年7月8日14時20分頃の様子で、台風へと発達していく降雨域が比較的広い範囲に分布しています。右図は7月9日6時40分頃の様子で、降雨域がまとまって強い雨が降り始めているのが良くわかります。台風の目へと発達していく領域もとらえられています。この熱帯低気圧は約10時間後に台風となりました。
鉛直断面の立体図で見ると、左図では降雨域が高さ5km程度であったのが、右画では高さ10kmほどにも達する降雨域も現れ、降雨の強い領域もとらえられています。