GPM主衛星の熱平衡・熱真空試験開始

2012年12月、米国航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センター(GSFC)にて、 全球降水観測計画(GPM)主衛星の熱平衡・熱真空試験が開始されました。

  • GPM主衛星が縦型のスペースチャンバに搬入される様子
  • スペースチャンバ内に設置されたGPM主衛星

JAXAのGPM/DPRプロジェクトチームは、NASAのGPMプロジェクトチームとともに、 24時間体制で試験作業を実施しています。

  • スペースチャンバ脇の仕事場
  • 試験中の様子

GPM主衛星に搭載する二周波降水レーダ(DPR)は、TRMMに搭載した降雨レーダ(PR)の技術を応用した 世界最先端の精度を誇る降水観測装置です。GPM主衛星や国際協力パートナ(衛星群)の観測データを校正し、 組み合わることで、3時間毎の全球降水観測を実現します。