2015年4月22日、チリ南部のカルブコ火山で約54年ぶりに大規模な噴火が発生した。
チリ政府からは非常事態宣言が出され、火口から約20 km圏内の住人に避難を指示した。
また噴煙は、上空約15kmに達し、航空便の欠航が相次いだ。
GOSAT/TANSO-CAI画像では噴火以降、晴天時には継続して噴煙が観測されており、2015年4月25日の画像では、噴煙は隣国のアルゼンチンに到達していることが確認出来る。
※カラー画像は、TANSO-CAIの バンド2(674 nm)、バンド3(870 nm)、バンド1(380 nm)の各データをRGBに割り当て作成。