AVNIR-2が捉えた台風18号

現在、太平洋を北上中の台風18号は非常に大型で強い勢力をたもっており、天気予報によると日本へ上陸の恐れもあるということです。この台風18号の「目」をAVNIR-2が偶然捉えました。

図1:2009年10月5日10時37分頃(日本時間、以下同じ)、陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)搭載センサAVNIR-2で観測された日本の南およそ1400km、フィリピンの東およそ1200km地点の台風18号

図1: AVNIR-2が捉えた台風18号の「目」(2009年10月5日観測)
白い部分は雲、黄色丸で示したところが台風の目。
(クリックで拡大画像へ)

図1は2009年10月5日10時37分頃(日本時間)、太平洋を北上する台風18号の目を捉えたAVNIR-2画像です。画像の大部分の白く見えるところは雲、黄色丸が台風の目の位置を示しています。図2は図1の位置を表したものですが、この時、日本の南およそ1400km、フィリピンの東およそ1200kmに位置しています。このAVNIR-2画像から台風18号の目の大きさは直径およそ50kmと考えられます。台風の進路となる地域では、今後警戒が必要です。

図2:図1の位置を示す(オレンジ色の四角)

図2: 図1の位置を示す(オレンジ色の四角)

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