データ利用研究事例
4. 土地利用·土地被覆分類
多時期SARデータを用いた森林分類
自然林と植生林における分類画像(中央アフリカ·コンゴ北部)

中央アフリカ·コンゴ北部における森林分類

Fig. 1: 中央アフリカ·コンゴ北部における森林分類(クリックで拡大画像へ)
(赤: 1996年11月SAR振幅画像,緑: 1996年2月SAR振幅画像,青: 1996年2月テクスチャ画像で表示).


コンゴ北部の位置 この画像は複数のJERS-1 SAR画像をモザイク処理し、解像度100mで表したものです。この地域では森林域(熱帯雨林)が茂生し、画像中では黄色·緑色で表されています。小さい河川であるマンガラ河沿いの長方形に見えるところは人間住居地や人間活動、特に植生林が見られます。画像では、若い森林(植生域)が深緑色、古い森林(自然林)が浅緑色で表現されています。この自然林(テクスチャが粗い)と植生地(テクスチャが滑らか)のテクスチャ上の差が非常に鮮明で、これは植生の種と年齢の不均等により発生されたものと考えられます。

NASDA EORC編集JERS-1 Earth Viewより抜粋
©JAXA EORC/JRC

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